Ryoma GOLF

Q & A

Q1.基本的な使い方は

まずは、グリップや腕、上半身の力みを取ります。 通常通りにアドレスしたら、フォロー側に少し振り出し、その反動で身体の捻転を使い、トップまで上げます。徐々にスピードを上げながら、左右に切り返す連続素振りを20回行います。 直後にドライバーに持ち替え、スウィングプロと同じリズムで素振りを2~3回行うとシャフトが極端に柔らかく感じられ、ヘッドが走る感覚を体感できます。

Q2.トップでヘッドが腹部や脇腹にあたる

トップでヘッドが腹部や脇腹にあたる

原因

  • ▲ トップの位置が低く、バックスウィングがフラットすぎている。
  • ▲ 肘が曲がり、シャフトが体に巻きつきすぎている。
  • ▲ 腕がインサイドに入りすぎている。
  • ▲ トップで左手甲が上を向き、フェイスが開いている。

対処法

ゆっくりと連続素振りを行いながら、ヘッドが適正な位置に納まるような体と腕のポジショニングを試してください。
  • ● スウィングの始動でヘッドを飛球線に対して真っ直ぐ後ろに放り出すように引くと、懐の大きなトップが形成されます。
  • ● 壁を背に、かかとが壁から20~30cm離れた位置に立ち素振りを行うと、よりアップライトな軌道になります。

Q3.トップでヘッドが背中に当たる

トップでヘッドが腹部や脇腹にあたる

原因

  • ▲ 切り返しを下半身リードで行わず、手でクラブを引き上げている。
  • ▲ 切り返しのタイミングが早すぎる。
  • ▲ 体を使わず、手だけでクラブを上げている。
  • ▲ 左手甲が正面を向き、フェイスが閉じたトップになっている。
  • ▲ タメ(コック)の角度を手首で作ろうとしている。
  • ▲ テイクバックで右肘をたたみ過ぎている。

対処法

  • ● トップで一度静止するような意識を持ってください。
  • ● バックスウィングで左足を右足に揃うまでスライドし、ダウンスウィングは、その左足をアドレスの位置に戻す(踏み込む)動作から開始すると、下半身のリードでクラブを引き降ろす感覚がわかりやすくなります。
  • ● ダウンスウィングは「クラブの重さで自然落下させる」ような意識を持ち、トップから徐々に加速しながらクラブを降ろします。

Q4.ヘッド・シャフトが各所に強めにあたる

ヘッド・シャフトが各所に強めにあたる

原因

  • ▲ フィニッシュの前に体の回転が止まっている。
  • ▲ 下半身が正面の状態でインパクトしようとしている。
  • ▲ インパクトの後、すぐに肘をたたんでしまっている。
  • ▲ フォローでスウィング軌道がフラットになりすぎている。
  • ▲ ヘッドの動きと体の回転が同調していない。
  • ▲ グリップエンドが体の中心から離れている。
  • ▲ 左肘のたたみすぎで必要以上にグリップが体に巻き付いている。

対処法

  • ● 右肘を伸ばし左脇を締めて、目標方向にスウィングプロを放り投げるようなフォローを取ると、大きなスウィングアークが形成され、ヘッドが体から遠ざかります。
  • ● インパクト以降も腰の回転を止めず、下半身リードでフィニッシュまで振り切ってください。
  • ● 右足のつま先と膝が目標方向を向くように右足をターンさせると(右足親指付け根で煙草を踏み消すようなイメージ)、腰の正しい回転が得られ、ヘッドがスムーズにフィニッシュへと向かいます。

Q5.プッシュアウトが出る

スウィングプロの素振りの際、インパクトの打点を意識せずに振ると、過度のレイトヒットになりやすく、実際のクラブでボールを打つとヘッドが遅れてプッシュアウトが出る場合があります。

このような時は、ボールの位置(練習場のゴムティーを叩く等)を決めて、スウィングプロ10回程度の連続素振りと2~3球の実打を交互に繰り返してください。

Q6.スライスが出る

下半身のリードを使わず、腕や手に頼った楽な振り方では、上半身と下半身の捻転差ができず、右肩が突っ込んだスライス打ちになる場合があります。素振りの際は、両腕と胸でできた三角形を崩さないようなイメージで、常にグリップと顔までの距離を離すように心がけて振ってください。