2デュアルヘッド構造
より強く長いインパクトゾーンを実現するため、上下で異なる2個のヘッドを融合させた「デュアルヘッド構造」。
下側半分のヘッドを極端な外側荷重にしたことで、インパクトではボールを支点にヘッドが「つかまり&高打ち出し方向」にオートターンする。インパクト時間も15%増大し、誰もが感じ取れる「分厚いインパクトゾーン」が実現した。高弾道のハイドローボールで、自然にビッグキャリーと大きなランが生まれる。
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上下で異なる2個のヘッドを融合
スクエアで構えやすい上側ヘッドと
左方向(つかまり方向)に
回転する下側ヘッド -
下側ヘッドが作用するメカニズム(ヘッド重量の72%)
ヘッドはボールを支点に
左方向に回転するため
高弾道のハイドローが自然発生 -
極低スピンと
広域スイートエリアを両立する重心鋳造ヘッドやカーボンパーツでは成し得ない
理想のSS点(スイートスポット)を実現
3メタグリッドフェース
インパクトでフェースがたわむと、フェースの縦方向ではロフトにより上向きの摩擦が発生し、バックスピン量が増大してしまう。もし縦方向のたわみを抑えることが出来れば、バックスピン量を増やさずにボール初速を上げることが可能となる。
そんな夢のようなフェースをリョーマは金属組織の開発で実現した。チタン素材を何度も繰り返し鍛造することで、素材の剛性を縦と横で150%も変化させたのだ。縦方向にはたわまず、横方向にたわみやすいメタグリッドフェースが完成。まるで金属のガットを張ったラケットのようなフェースが、極低スピンの高初速ボールを解き放つ。
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一般的なフェースの
縦方向たわみロフトによる摩擦が増えて、
バックスピン量が増加 -
メタグリッドフェースの
剛性イメージ縦方向はたわまず、
横方向をたわませるメカニズム -
メタグリッドフェースの
金属組織弾性係数Y’M縦方向147GPa×横方向96GPa
4トリプルインパクト
一般的なヘッドのインパクトでは、フェース部分のたわみしか生じない。
しかしMAXIMA Ⅲの画期的なメカニズムでは異なる部位で3つのインパクトが発生する。
インパクト初期にはメタグリッドフェースが、中期にフェース外周高弾性リップが、
そして後期には高反発ボディがたわんで、一気に弾く。
ヘッド全体で3回弾く「トリプルインパクト」で超広域スイートエリアを実現した。
ミスヒットでもボール初速が衰えず、平均飛距離が大幅に向上する。