MAXIMA Uに関するQ&A
Q1.MAXIMA Uは他社UTと何が違うのか?
UTには概ね3タイプがあります。
- A 飛距離重視型UTロフトが少なく打ち出し角度も低く、キャリーが出にくい。スピンが少ないことで距離は出るが、グリーンで止まりにくいためピンを狙うのが難しい。
- B やさしさ重視型UTバックスピンの多さでボールを上げるため、やさしいが、風の影響を大きく受けやすく飛距離も出にくい。
- C ロングアイアン型UTロングアイアンの後方を膨らませ、ボールを上がりやすくしたもの。真芯ヒットの場合しか狙った飛距離が得られない。
全てのゴルファーにとって、160~220y先のピンを狙うことはとても難しいものです。それには「高初速&ロースピンで飛ぶこと」と「高く上がること」という相反する要素を両立させる必要がありますが、そのような無理難題を解決したUTはこれまでどこにもありませんでした。MAXIMA Uは上記AとBの「長所のみ」を融合させることに成功した、全く新しいタイプのUTです。
①「ヘッド構造」が大きく違う!
MAXIMA Uは、他社UTとは全く異なる発想で、いわば「UTの形状をしたドライバー」を作成したものです。そのヘッドは“DSIテクノロジー”を駆使した特殊な構造であり(DSIテクノロジーに関してはこちらをご参照下さい)、比較対象となるような鍛造チタン製UTは他社にはありません。MAXIMA Uは、他社同ロフトのUTよりも1~2番手上回る飛距離ながら、ショートアイアン並みのやさしさで、スコアに直結しやすいロングショットが誰でも容易に打てる「他にはない次世代UT」です。
他社UTには、飛距離を出したいモデル、またはグリーンに止めたいモデルのどちらかしかありませんが、MAXIMA Uは最大飛距離を出しながらグリーンに止まり、しかも引っかからない。なおかつ風の影響も受けにくい理想的なUTです。
また一般的にUTは、ロングアイアンより重心深度を深くしてボールを上がりやすくしたものであり、ロングアイアンの代替品であるため、コスト面が最優先されます。結果、MAXIMA Uのような鍛造チタン製ではなく、ステンレスやマレージングの鋳造品がほとんどです。
②「フェース」の性能が違う!
一般的なステンレス製UTのフェース反発係数はCOR 0.7程度です。MAXIMA Uはクラウンとソール方向に各10mmものたわみ領域を延伸した「鍛造チタンカップフェース」で、ドライバー並みのCOR 0.82を発生させます(SLEルール適合上限値)そのボール初速は他社最新UT比で2m/s以上も向上。 さらにMAXIMA Uでは、フェース打点の直下に設置した「オーバーテイクウエイト」でバックスピン量が1,000rpm減少し、地面のボールを打った場合でも、高打出し・高初速・低スピンの『棒ダマ』を上空に飛行させます。
③ボールがグリーンに止まる!
一般的な他のUTはドロー回転が掛かりやすくランが多くなることで飛距離を稼ぎますが、その反面、グリーン上ではボールが止まりづらくなります。特殊なヘッド構造のMAXIMA Uは、ロースピンボールを高初速&高打ち出しで放出するため、落下高さが高く、ボールが止まりやすいことでピンが狙えます。
④ミスヒットでもエネルギーロスを軽減!
MAXIMA Uはヘッド上部(クラウン)と下部(ソール)部分に剛性差を付け、ヘッド全体の捻じれパワーが増幅するように設計しています。インパクト時には極薄鍛造チタン製のクラウンは大きくたわみますが、重量物の多いソールは前方へと突き進みます。その結果、ボディー全体に捻じれが生じ、その捻じれ戻りによって大きな反発力が生まれます。また、ミスヒットした場合でもエネルギーロスが極端に少なく、飛距離ロスと方向性のブレを大幅に軽減するアシスト機能も搭載しています。この機能は分厚いインパクトからも感じ取れます。
Q2.番手選びはどうすればいい?
MAXIMA Uは、U3(19度)からU7(31度)まで、多彩なロフトバリエーションを取り揃えています。まずはU4(22度)が中心となり、基本構成は3U+4U+5Uの3本(または3U+4U+5U+6Uの4本)です。残り距離に応じてU6(28度)やU7(31度)をお使い下さい。アイアンよりもはるかにやさしく、従来諦めかけていたライや残り距離からピンを狙える楽しさを味わうことが出来るでしょう。また、ロフトの最も小さいU3でも一般女性ゴルファーが難なくご使用いただけます。
※ 飛距離別クラブセッティングをご参照ください。
Q3.従来モデルRYOMA Uとの番手関係は?
基本的に従来モデルと同じ番手を選択してください。従来モデルよりもロフト角が2度ほど立っていますが、打ち出し角度は同等です。グリーン上での転がり距離は変わりませんが、同番手でのキャリー差は無風時で+5y程度、アゲインストなら+10yほど上回ります。
※ 飛距離別クラブセッティングをご参照ください。
Q4.シャフト硬さ選びのポイントは?
① RYOMA純正Tour ADシャフトのDriver、FW、UTをご使用の方
ご不明な点は弊社までお問い合わせください(TEL 03-6300-5150)
ご不明な点は弊社までお問い合わせください(TEL 03-6300-5150)
基本的に従来モデルと同じ番手を選択してください。従来モデルよりもロフト角が2度ほど立っていますが、打ち出し角度は同等です。グリーン上での転がり距離は変わりませんが、同番手でのキャリー差は無風時で+5y程度、アゲインストなら+10yほど上回ります。ただしSは、従来品のSよりも硬めになっています(ドライバーHS42~47m/sの方向け)無理のないようにSRもご検討ください。
※ 飛距離別クラブセッティングをご参照ください。
② BEYOND POWERシャフトのドライバー、FW、UTをご使用の方
ご不明な点は弊社までお問い合わせください(TEL 03-6300-5150)
ご不明な点は弊社までお問い合わせください(TEL 03-6300-5150)
③ 他社のクラブをご使用の方
・「同じ硬さ」または「1フレックス柔らかめ」を推奨いたします。
・他社SRをお使いの方には、Rを推奨いたします。
・他社Sをお使いの方には、SRを推奨いたします。
ご不明な点は弊社までお問い合わせください(TEL 03-6300-5150)
ご不明な点は弊社までお問い合わせください(TEL 03-6300-5150)
④ カスタムシャフト装着ご希望の方
以下、シャフトメーカー製にて対応いたしますが、モデルによってはシャフト先端外径とヘッドネック内径の規格が合致しない場合、装着出来ないモデルがございますので、詳しくはお問い合わせください。
【グラファイトデザイン】【フジクラ】【三菱ケミカル】【USTマミヤ】【日本シャフト】
Q5.ヘッド後方のウエイトビスは交換可能か?
専用レンチ(¥550税込)と必要なウエイト(1個¥1,320税込/1,2,3,4,5,6,7,8,9,10g)をお買い上げいただければお客様自身で交換することは可能です。ただしご自身で交換を行う際には、必ずネジを垂直に入れるようにして下さい。万が一ヘッド側の雌ネジ山が破損した場合にはメーカー保証の対象外となります。また、その場合には必ずヘッド交換となりますのでご了承ください。(ヘッド交換有償修理代金:¥57,200税込)
Q6.標準ウエイトビスは何gが付いているのか?
BEYOND POWER U2 [LIGHT] とLフレックスのみ1gビス。その他のオリジナルシャフトには全て4gビスが装着されています。
Q7.UTの正しい打ち方は?
UTは地面にあるボールを打つため、アイアンと同じようなインパクトが不可欠です。
しかしながらアイアンとは違い、フェースがシャフトよりも前方にあるため、払ったりすくったりすると打点がフェース下部になってしまい、ボールと上手くコンタクトできません。UTが苦手な方には、ボール位置が間違っている場合が多く見受けられます。ダウンブローに打てるアドレスになっているかどうかが最も重要です。アイアンのようにハンドファーストに構え、ボールの先のターフを取るようなインパクトを心掛けてください。
一般的なUTでこのような打ち方をすると、打ち出し角度が低くなり、十分なキャリーを得ることやグリーンに止めることは難しくなりますが、MAXIMA Uはダウンブローにインパクトをしても、十分な打ち出し角度を確保できるため、「飛んで止まるUT」を体感することが可能となります。