RYOMA Ironに関する Q&A

クラブについて

Q.バックスピンが少ないとグリーン上で止まらないのでは?

一般的にアイアンの最適バックスピン量は、番手数字×1,000回転/分と言われています(7番アイアンなら7,000回転)。しかしながらこのバックスピン量は、打点がズレたり、フェースとボールの間に芝が挟まる事によって大幅に変化します。
スピン量が多くなると、キャリーが伸びずグリーン手前のハザードに入ったり、左右の曲がり幅も大きくなります。反対にスピン量が少なくなると、曲がりは少なくなりますが、グリーン上にボールが止まりにくくなり、奥のハザードに捕まったり、OBのリスクも上がります。従って、打点が安定しないアマチュアゴルファーが、安定的にグリーン上でボールを止めるには、ボールの高さで止めるしかありません。
RYOMA Ironは、特殊なヘッド構造と高比重タングステンによる超低重心ヘッドで、他社同ロフトのアイアンよりも打出し角度が1番手高くなります。その為、グリーン上でボールが止まりやすくなるのです。

Q.他社“飛び系アイアン”との違いは?

最近のアイアンのロフト角は同じ「7番アイアン」でも、プロモデルで34度前後、飛距離追求型の“飛び系アイアン”で26度前後と、実に8度もの差があります。これは、アイアンの番手に換算するとおよそ2番手相当の差となります。
アイアンとは、ピンそばにボールを止めるための道具です。RYOMAゴルフがアイアンに求めるのは、「いかに150ヤード先のピンそばにボールを止めるか?」であり、「150ヤード先のグリーンを何番手で狙うか?」ではありません。
RYOMA Ironは従来にない特殊なヘッド構造で、アイアンに最も求められる“再現性”を高くしました。打出し角度は同ロフトの従来アイアンよりも1番手高くしながら、バックスピン量を抑えることで「飛んで止まる」を実現したのです。さらにミスヒット時におけるボール初速の低下率が、従来アイアンの半分以下になります。平均飛距離を伸ばしながら、ピンに寄る確率を格段に向上させた従来にないアイアンなのです。

Q.なぜ他社アイアンよりも値段が高いのか?

従来アイアンのほとんどは、鉄やステンレスの単一素材の金属の塊を削り、その表面を磨いたものです。自ずとヘッド性能は外観形状による重心特性のみで決まってしまいます。
RYOMAは従来にない高機能化を実現するため、4ピース構造の複合ヘッドを独自に開発しました。チタン合金フェース+ステンレスフレーム+比重17タングステン錘+制振制御銘板で構成し、従来は溶接不可能であった異種金属を接合しました。外観形状こそ従来アイアンに似ていますが、その中身は、いわばドライバーヘッドと同じような構造です。一般ドライバー並みの製造コストを要することで高価格となっていますが、同様の高機能アイアンは市場には存在しません。

Q. ♯6を除くなど、単品販売は可能か?

全番手ともに単品販売は可能です。#7~PW等、あなたのゴルフスタイルに合ったオリジナルのセッティングにも対応致します。また、ウッドが得意な方には【RYOMA U】のショートユーティリティU6・U7・#8~PW・AW・SWといったセッティングもお勧めです。

Q. どんなボールが合うのか?

スピンを効かせたいけど、ドライバーが飛ばなくなるのではないか・・・。ディスタンスボールで飛ばしたいけど、アイアンでスピンが利かずに止まらなくなるのでは・・・。とボール選びに悩む方でも、ご自身のヘッドスピードに合ったボールであれば問題ありません。RYOMA Ironは超高弾道でグリーンに止まるので、ドライバーを重視したディスタンス系のボールでも大丈夫です。

Q. アイアン(♯5~PW)のライ角やロフト角の調整は可能か?

特殊な4ピース構造のため一切調整はできません。ネック部を曲げるとチタンフェース周囲の接合が破損します(メーカー保証対象外)。また、ロフト・ライ角のカスタムオーダーも承っておりません。当アイアンはヒール側ソールのラウンドを大きくしていますので、アドレス時のライ角が異なった場合でもスクエアにアドレスしやすくなっています。
※AWとSWのみロフト・ライ角の調角可能です。但しメーカーでは角度調整の対応はしておりませんので、お近くのゴルフショップにご相談ください。