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ヘッド全体がバネになる
「パワースプリングボディ」PAT.独自開発の極薄高強度チタン素材を熱間鍛造し、ボディ全体をバネにした「スプリングヘッド」。クラウンとソール全体の85%を板厚0.3mm※(コピー用紙2枚半分)で形成。その厚さは他社ドライバーヘッドの1/2以下。世界唯一のスプリングヘッド構造(特許)。インパクトの衝撃で、ボディ全体がバネとなって大きなトランポリン効果を発生させる(特許)。
※一般的な他社ヘッドは鋳造であるため最薄板厚は0.7mm
(当社従来モデル比15%薄) -
ヘッドスピード2m/sアップ相当の
「エネルギー増幅メカニズム」PAT.インパクトで生じる荷重1トン※もの衝突エネルギーがパワースプリングボディを圧縮。前方には静止する46gのゴルフボール。そして後方からは60gものパワーブースターが追随する。この二つの大きな慣性エネルギーに挟まれた弾性スプリングボディが圧縮→膨張と変化することで、ヘッドスピード2m/sアップに相当するエネルギーが増幅される。
※ヘッドスピード42m/s時、ヘッドにかかる瞬間的な荷重は約1tにおよぶ。
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スピン量を35%激減させる
「ロースピンユニットMAX」フェース裏面との隙間1mmに配置したフェース直下の重量体(20g)※1。インパクト時、ロースピンユニットの強大な推進力がヘッドを上向きに回転させる。ボールとフェース面に生じるギア効果で、スピン量が35%激減し※2、驚異的なロースピンを実現する。高打ち出しで放たれた「棒ダマ」が前へ前へと飛行することで、大きなランがうまれる。
※1 従来モデル比8g増(1.6倍)
※2 他社ドライバー比35%減(従来モデル比15%減) -
超低深重心で得るやさしさ
「アンチロールパワーブースター」極限まで軽量化したボディの余剰重量をヘッド後底部に結集させた。最高比重18のタングステン粉末※1を作成し、粉末冶金で形成。外郭を含め60gもの重量体ユニットになったことで、低重心かつ深重心という相反する特性を同時に達成。慣性モーメントも増加させたことで※2、ミスヒット時の曲がり幅は他社ヘッドの半分以下。真の「飛んで曲がらないクラブ」が実現した。
※1 他社一般ヘッドに用いる鋳造タングステンは比重9.2、MAXIMAの粉末冶金タングステンは比重18。
※2 4,950g/㎠
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スライスをドローに変える
「オートターンウエイト」もし、スライスボールがドローに変われば、それだけで飛距離は20yも伸びる。これをリストターンに頼ると、タイミングがズレたり、引っかかったりしてしまう。強制的に手を返すドローボールは左OBと紙一重なのだ。リョーマはヘッド自体が最適にターンするよう、ヒール底部に7gのオートターンウエイトを設置した。あとはクラブを真っ直ぐ振るたけだ。 -
ヒール&トゥに強い
「スピードカップフェース」カップフェースのリップ長さが左右で異なる画期的なフェース。ヒール&トゥ側で、異なるメカニズムによってボール初速の低下を抑制。ヒールヒットでは長めリップの素早い弾きで打ち返し、トゥヒットではスプリングボディのたわみ戻りがボールを押し込む。左右にミスしたオフセンターヒットでも高初速ボールを放出することで、平均飛距離が伸びる。
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さらなる低重心化を実現した
「アンダープレスクラウン」リョーマは、業界では有り得ないようなアンダープレス鍛造法を考案した。鍛造の曲げ角は90度が限界。まして、難加工材である高強度チタンではその角度を作り出すのも困難である。リョーマは特別な金型を考案し、通常の5倍の鍛造工程で曲げ角130度に成形。鍛造ヘッドの溶接ビード位置を23mm※も下げることに成功し、究極の低重心を実現した。
※他社鍛造ヘッド比(従来モデル比5mm低下) -
ミスがミスにならない
「超広域スイートエリア」ドライバーフェースは楕円形であるため、縦方向の剛性が高く、横方向が低い。仮にあなたが、楕円形のトランポリン上で飛んでみたとしよう。左右に外せば垂直には飛べない。リョーマは、異方性材料を開発して、縦横の剛性に140%もの差を付けた※1。オフセンターヒットでも真円フェースのように均等にたわんで、ボールを垂直に跳ね返す。そのスイートエリア(ミート率1.40超※2)は、他社一般ヘッドの2倍以上となった。
※1 剛性/縦方向 : YM 100GPa、横方向 : YM 138GPa
※2 ミート率(Smash Factor)/ボール初速をヘッドスピードで割った値。インパクトの効率を表現する数値。